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豊川閣妙厳寺、豊川稲荷という名で有名な日本三大稲荷のひとつ、
商売繁盛の神様。
春の参拝に行ってきました。
そして、その後、精進料理を頂きました。
仏教には食事の前に唱える「五観の偈（ごかんのげ）)という短い偈文があります。
「食事をいただくにあたって、ただ漠然と食べるのではなく、食事を頂くことが
できるという事柄を尊び、その想いを５つの観点から述べたものです」
１）この食事ができあがるまでに、どれだけ多くの縁の支えがあったか、どれだけ
　　多くの人々の苦労があったか、想いをめぐらします。
２）自分は食事をいただくだけのと徳行をしたのか、行いを振り返ってからいただき
　　ます。
３）心を正しく保ち、危うい心から離れるため、もっと食べたいといった貧りの心など
　　は起こしません。
４）食事とは良き薬のようなものであり，身心を健全な状態に保つためにいただくことを
　　忘れません。
５）仏道を歩み続けていくために、今からこの食事をいただきます。
人生の中で、特に、現代はスピードの時代でもありますが、
ふと立ち止まってこのように、振り返る時間をつくることは、とても大切です。